秋は「食欲の秋」と言われるほど、秋から年末にかけては体重増加に悩まれる方が増える時期になりますね。その理由の一つに、秋になると夏に比べて日照時間が少なくなるため、食欲を抑制する「セロトニン」の分泌が少なく、食欲が増す傾向にあるということが挙げられます。
ただ、美味しいものが増える秋にダイエットは難しいなんて、、、とお考えの方は多いのではないのでしょうか。
そんな方は、まず基礎代謝を上げ、脂肪燃焼しやすく痩せやすい身体を作っていきましょう。 基礎代謝とは、体内で行われるエネルギー消費の事で、「何もしていないときに消費するエネルギー」のことを言います。一般成人では女性が1200キロカロリー、男性が1500キロカロリーです。
では、気になる基礎代謝を上げる方法3つをご紹介していきます。
1.筋肉量を上げる(筋トレ・食事)
私たちの臓器の中では、主に筋肉、肝臓、脳でエネルギーを消費しています。その中で唯一筋肉は運動や食事によって増やすことができます。 特に下半身に筋肉は血流を促進させるポンプのような役割があり、スクワットなど自宅でも取り入れられる簡単なものから、実行していきましょう。 また、普段の食事でも糖質・脂質・タンパク質をバランスよく摂取することが筋肉量UPには大切です。特にサンマや秋シャケが美味しくなる季節になるので、しっかりタンパク質も取り入れていきましょう。
2. 腸内環境を整える
腸は第二の脳と言われるほど大事な臓器です。腸内環境が整うと、基礎代謝が上がりやすくなります。腸内環境を整えるには、善玉菌が含まれる発酵食品や食物繊維が豊富に含まれるキノコ類などもおすすめです。普段のお食事のメニューに+αしてみてはいかがでしょうか。また冷たい水よりも白湯がおすすめです。温かい飲み物で胃腸を温めると、内臓の働きが活発になります。
3. 水分をしっかりとる
人間の大部分は水分からできています。体内の水分は血流として体全体にいきわたり、全身に栄養素や酸素を届けるなど大切な役割を担っています。 体内で適切な水分量が保たれていること、またその水分が綺麗な状態で全身を巡ることで、 血流の流れも停滞することなく、あらゆる細胞にきちんと栄養が行き届き、その結果代謝がUPします。お食事前・お風呂の前などコップ一杯のお水の習慣をつけてみませんか。 基礎代謝を上げるための基礎的な方法ですが、なかなかダイエットまでは踏み切れないという方も、無理のない程度でこの3つの方法を始めてみてはいかがでしょうか。 是非、今年の秋は、『太りにくい身体』を手に入れて、食欲の秋を楽しみませんか。